クロルヘキシジン グルコン 酸 塩。 クロルヘキシジングルコン酸塩消毒用液EW0.5%「NP」の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典

医療用医薬品 : クロルヘキシジングルコン酸塩

クロルヘキシジン グルコン 酸 塩

効能・効果 用法・用量 本剤希釈倍数 (希釈液) 手指・皮膚の消毒 グルコン酸クロルヘキシジンとして0. 1〜0. 5%水溶液を用いる 40〜200倍 手術部位(手術野)の皮膚の消毒、医療機器の消毒 グルコン酸クロルヘキシジンとして0. 1〜0. 5%水溶液を用いる 40〜200倍 又は、グルコン酸クロルヘキシジンとして0. 5%エタノール溶液を用いる 40倍 (消毒用エタノール) 皮膚の創傷部位の消毒、手術室・病室・家具・器具・物品等の消毒 グルコン酸クロルヘキシジンとして0. 05%水溶液を用いる 400倍 結膜のうの洗浄・消毒 グルコン酸クロルヘキシジンとして0. 05%以下の水溶液を用いる 400倍以上 産婦人科・泌尿器科における外陰・外性器の皮膚消毒 グルコン酸クロルヘキシジンとして0. 02%水溶液を用いる 1000倍 (本剤は必ず希釈し、濃度に注意して使用すること。 ) 用法用量 効能・効果 用法・用量 本剤希釈倍数 (希釈液) 手指・皮膚の消毒 グルコン酸クロルヘキシジンとして0. 1〜0. 5%水溶液を用いる 40〜200倍 手術部位(手術野)の皮膚の消毒、医療機器の消毒 グルコン酸クロルヘキシジンとして0. 1〜0. 5%水溶液を用いる 40〜200倍 又は、グルコン酸クロルヘキシジンとして0. 5%エタノール溶液を用いる 40倍 (消毒用エタノール) 皮膚の創傷部位の消毒、手術室・病室・家具・器具・物品等の消毒 グルコン酸クロルヘキシジンとして0. 05%水溶液を用いる 400倍 結膜のうの洗浄・消毒 グルコン酸クロルヘキシジンとして0. 05%以下の水溶液を用いる 400倍以上 産婦人科・泌尿器科における外陰・外性器の皮膚消毒 グルコン酸クロルヘキシジンとして0. 02%水溶液を用いる 1000倍 (本剤は必ず希釈し、濃度に注意して使用すること。 ) 使用上の注意 注射器、カテーテル等の神経や粘膜面に接触する可能性のある器具を本剤で消毒した場合は、滅菌精製水でよく洗い流した後使用すること。 本剤の付着したカテーテルを透析に用いると、透析液の成分により難溶性の塩を生成することがあるので、本剤で消毒したカテーテルは、滅菌精製水でよく洗い流した後使用すること。 血清・膿汁等の有機性物質は殺菌作用を減弱させるので、これらが付着している場合は十分に洗い落としてから使用すること。 石けん類は本剤の殺菌作用を減弱させるので、石けん分を十分に洗い落としてから使用すること。 綿球・ガーゼ等は、本剤を吸着するので、これらを希釈液に浸漬して用いる場合には、有効濃度以下にならないように注意すること。 本剤のエタノール溶液は引火性、爆発性があるため、火気(電気メス使用等も含む)には十分注意すること。 溶液の状態で長時間皮膚と接触させた場合に皮膚化学熱傷を起こしたとの報告があるので、注意すること。 その他 一般名 グルコン酸クロルヘキシジン 一般名(欧名) Chlorhexidine Gluconate 分子式 C 22H 30Cl 2N 10・2C 6H 12O 7 分子量 897. 本品は水又は酢酸(100)と混和する。 本品1mLはエタノール(99. 5)5mL以下又はアセトン3mL以下と混和するが、溶媒の量を増加するとき白濁する。 本品は光によって徐々に着色する。 比重 d 20 20:1. 06〜1. 07 pH 本品5. 0mLを水100mLに溶かした液のpHは5. 5〜7. 0である。 KEGG DRUG 取扱い上の注意 本剤は外用剤であるので、経口投与や注射をしないこと。 誤飲した場合には、牛乳、生卵、ゼラチン等を用いて、胃洗浄を行うなど適切な処置を行う。 誤って静注した場合には溶血反応を防ぐために、輸血等を行う。 本剤は常水や生理食塩水等に含まれる陰イオンにより難溶性の塩を生成することがあるので、希釈水溶液を調製する場合は、新鮮な蒸留水を使用することが望ましい。 手洗い等に使用する本剤の希釈液は、少なくとも毎日新しい溶液と取り換えること。 本剤の希釈水溶液は安定であるが、高温に長時間保つことは避けること。 ) 本剤を取扱う容器類は常に清浄なものを使用すること。 本剤の希釈水溶液は調製後直ちに使用すること。 やむを得ず消毒用綿球等に長時間使用する希釈水溶液は微生物汚染を防止するために、希釈水溶液にアルコールを添加することが望ましい。 (エタノールの場合7vol%以上、イソプロパノールの場合4vol%以上になるように添加する。 ) 器具類を浸漬消毒(又は保存)する場合は、腐蝕を防止するために、高濃度希釈液(目安として本液0. 3%以上)を使用し、微生物汚染を防止するために、希釈水溶液にアルコールを添加することが望ましい(アルコール添加量は上記6. と同じ)。 本液は毎週新しい溶液と取り換えること。 本剤の付着した白布を次亜塩素酸ナトリウム等の塩素系漂白剤で漂白すると、褐色のシミができることがある。 漂白には過炭酸ナトリウム等の酸素系漂白剤が適当である。

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クロルヘキシジン グルコン 酸 塩

は55-56-1(グルコン酸塩は18472-51-0、塩酸塩は3697-42-5、酢酸塩は56-95-1)。 主な適用 [ ] 薬用洗口液などに添加され、などのを軽減・予防する効果があるとされる。 ただし、を添加した製剤が多いため、には適さないものもある。 医療用医薬品としては、のものが繁用されている。 比較的細菌類の不活性時間が長く、主に手術野の皮膚の消毒や手術前の手指消毒に使用されることが多い。 通常、人体への使用は可能とされているが、過去にを起こした事例があるため、日本では結膜嚢以外の粘膜への使用は扱いとなっている。 (結膜嚢への使用はエタノールを含有しない無色の0. )しかし、アメリカでは粘膜に使用される第一選択薬となっている。 その他の注意 [ ] 発泡剤との混合は()の効果を減弱させる。 脚注 [ ].

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健栄製薬

クロルヘキシジン グルコン 酸 塩

はじめに グルコン酸クロルヘキシジン(以下、クロルヘキシジン)およびポビドンヨードは生体消毒薬として広く繁用されていますが、禁忌や副作用についての注意が必要です。 場合によりアナフィラキシーショックのような重大な副作用が発現することもあり、十分注意して使用する必要があります。 以下、クロルヘキシジンとポビドンヨードの副作用について述べます。 クロルヘキシジン 適用時に殺菌力を発揮するのみならず、皮膚に残留して持続的な抗菌作用を発揮する消毒薬で、皮膚における持続効果が期待される場合、すなわち、手術時手洗い、手術部位の皮膚、創傷部位(創傷周辺皮膚)、血管カテーテル挿入部位などにおいて優れた特性を発揮します。 クロルヘキシジン製剤には手指消毒用として4%スクラブ剤、0. 2%速乾性手指消毒薬があり、患者の生体消毒用として各種濃度のクロルヘキシジン水溶液、0. 5%クロルヘキシジンアルコールがあります。 皮膚に対する刺激性および経口毒性が低いことから、世界的に広く繁用されていますが、発疹・蕁麻疹等の過敏症が報告されています。 日本においては1980年代に膀胱・腟・口腔などの粘膜や創傷部位に使用してアナフィラキシーショック(急激な血圧低下、呼吸困難、全身発赤等)が発現したとの報告が十数症例報告され 1 2 、第24次薬効再評価(昭和60年7月30日公示:薬発第755号)において、結膜のう以外の粘膜(膀胱・腟・口腔など)への適用や創傷、熱傷への適用の一部(広範囲、高濃度)が禁忌となりました。 なおこれらのショック例のほとんどは適正濃度を超えた0. 2~1%での使用によるものでした。 また、近年は適正濃度におけるアナフィラキシーショックも報告されています。 これらの報告は、消毒部位を完全に乾燥させずにカテーテルを挿入したため血管内に直接クロルヘキシジンが混入したと思われる症例や創部の小血管から経静脈的に体内に混入したと思われる症例です 3 4。 したがって消毒した箇所を完全に乾燥し血管内に液が混入しないよう注意が必要です。 さらに、クロルヘキシジンでコーティングした中心静脈カテーテルを使用した患者においてアナフィラキシーショックが報告され 5 6 、緊急安全性情報が発出されました 7。 現在、このカテーテルは日本では販売されていません。 アナフィラキシーショックの発生頻度は欧米と比較して日本の方が高いと思われますが、通常の適用ではまれにしか発生しないため調査が困難であり、正確な発生頻度は判明していません。 発生機序については、RAST法により特異的IgE抗体が確認されています 1。 クロルヘキシジンの2箇所の4-chlorophenyl基の部分がIgE抗体に結合することが報告されており 8 、IgE抗体に結合後、肥満細胞や好塩基球が脱顆粒しヒスタミン等の化学物質を放出してアナフィラキシーショックを起こします。 したがってクロルヘキシジンを使用する際には過敏症の既往歴などを確認してから使用するべきです。 その他の注意事項として、術前に塗布したクロルヘキシジンアルコールが完全に乾燥する前に電気メスを使用した結果、引火して皮膚を熱傷した報告があります 9。 アルコール溶液で消毒後に電気メスを使用する場合には十分に乾燥させる必要があります。 高濃度(0. 5%以上)のクロルヘキシジンが眼に混入すると角膜障害を起こすため、結膜のうに使用する場合には0. 05%以下で界面活性剤を含有しない製剤を使用します 10。 中枢神経、聴覚神経への適用は障害を引き起こすため禁忌となっています 11。 ポビドンヨード 広い抗微生物スペクトルを持ち手術部位の皮膚や皮膚の創傷部位をはじめ、口腔、腟などの粘膜にも適用が可能で、ウイルスや抗酸菌にも有効な消毒薬です。 ポビドンヨード製剤には手指消毒用として7. 5%スクラブ剤があり、患者の生体消毒用として10%ポビドンヨード水溶液、10%ポビドンヨードアルコール液、7%ガーグル、10%ゲル、10%クリームがあります。 生体への刺激性が低く、比較的副作用も少なことから広く繁用されていますが、発疹等過敏症の報告があり、ショック、アナフィラキシー様症状が発症する場合もあります。 アナフィラキシーショックについては、腟や外陰部等粘膜部位を消毒した際に発症した報告があります 12 13。 したがってポビドンヨードを使用する際にはクロルヘキシジンの場合と同様、過敏症の既往歴などを確認してから使用するべきです。 その他熱傷部位、腟、口腔粘膜などでは吸収されやすいために、長期間または広範囲に使用すると、血中ヨウ素濃度が上昇し甲状腺代謝異常などの副作用が現れることがあります 14 15。 妊産婦、授乳婦にポビドンヨードを使用し、ヨウ素が胎児や乳汁へ移行したという報告があるため 16 、これらの婦人に長期にわたり広範囲に使用することは避けます。 新生児では、皮膚からの吸収による一過性の甲状腺機能低下症が報告されていますので 17 、長期間または広範囲に使用することは避けます。 その他の注意事項として、術前に大量に塗布したポビドンヨードが背部に貯留し長時間接触したために、化学熱傷を生じた報告がありますので 18)、貯留しないよう余分な液を拭き取るなどの注意が必要です。 アルコールを含有する製剤においては、電気メスの使用時に引火して皮膚を火傷させないよう消毒部位を十分に乾燥させることが重要です。 なお腹腔、胸腔など体腔内に使用するべきではありません。 おわりに クロルへキシジン及びポビドンヨードにおいて副作用を回避するには、過敏症既往歴の確認、適正濃度での使用、十分な乾燥、過度な体内吸収の防止などが重要です。 <参考>• Ohtoshi T, Yamauchi N, Tadokoro K,et al. : IgE antibody-mediated shock reaction caused by topical application of chlorhexidine. Clin Allergy 1986;16:155-161. Okano M, Nomura M, Hata S,et al. : Anaphylactic symptoms due to chlorhexidine gluconate. Arch Dermatol 1989;125:50-52. 吉本 男也, 片井 留美, 内山 博子, 他: グルコン酸クロルヘキシジン消毒後にアナフィラキシーショックを起こした一症例. J Anesthesia 2004;18 S• 今沢隆, 小室裕造, 井上雅博,他: グルコン酸クロルへキシジン使用後にアナフィラキシーショックを起こした1症例. 日本形成外科学会誌 2003;23:582-588.• 二階堂祥子, 田中源重, 矢本誠城, 他: グルコン酸クロルヘキシジンによるアナフィラキシーショックの2例. 麻酔1998;47:330-334.• 寺澤悦司, 長瀬清, 増江達彦, 他: 抗菌コート中心静脈カテーテルにより繰り返しアナフィラキシーショックを呈した症例. 麻酔 1998;47:556-551.• 緊急安全性情報. 抗菌カテーテルを使用した際に発生したアナフィラキシー・ショックについて. 平成9年8月No. 97-D2.• Pham NH, Weiner JM, Reisner GS,et al. : Anaphylaxis to chlorhexidine. Case report. Implication of immunoglobulin E antibodies and identification of an allergenic determinant. Clin Exp Allergy. 2000;30:1001-1007. 木村哲, 佐藤重仁, 田島啓一, 他: 電気メスの火花がアルコール含有消毒液およびスポンジ枕に引火し熱傷を生じた症例. 手術医学 1995;16:222-223.• 澤充,稲葉全郎. 眼科手術前の消毒薬について. 臨牀眼科 1977;31:443-448.• Bicknell PG. : Sensorineural deafness following myringoplasty operations. J Laryngol Otol 1971;85:957-961. Waran KD, Munsick RA. : Anaphylaxis from povidone-iodine. Lancet 1995;10:345:1506. 中尾佐和子, 中谷圭男, 須山豪通, 他: 臨床経験 冠動脈バイパスの麻酔時にポビドンヨードによるアナフィラキシーショックを起こした症例. 麻酔1997;46:105-109.• Vorherr UF, Mehta P, et al. : Vaginal absorption of povidone-iodine. JAMA 1980;244:2628-2629. Pietsch J, MeakinsJL. : Complications of povidone-iodine absorption in topically treated burn patients. Lancet 1976 7;1:280-282. Chanoine JP, Boulvain M, Bourdoux P,et al. : Increased recall rate at screening for congenital hypothyroidism in breast fed infants born to iodine overloaded mothers. Arch Dis Child 1988;63:1207-1210. Cosman BC, Schullinger JN, Bell JJ,et al. : Hypothyroidism caused by topical povidone-iodine in a newborn with omphalocele. J Pediatr Surg 1988;23:356-358. 中野園子,内山昭則,上山博史,他: ポビドンヨードによる化学熱傷. 麻酔 1991;40:812-815..

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