カワウソ 種類。 ニホンカワウソ

日本では見られない!世界のカワウソ13種類!

カワウソ 種類

カワウソ ペット が現在ブームに ひとえに「カワウソ」と言っても、カワウソにも種類がたくさんいます。 今特に「ペット」として飼えてブームになっているのが 「コツメカワウソ」です。 カワウソの中でも特に体が小さいことが特徴で、また名前の「コツメ」のように、爪が短く小さいことも特徴です。 このカワウソですが2017年には第1会「カワウソゥ 総 選手権」と題して、人気投票などが行われるほどのブームになっています。 また動物園や水族館でも、カワウソに触れたり餌をあげられるところが増えたり、中には猫カフェのようにカワウソに会えるカフェまで登場しています。 ペットとして飼育するとしたらどうなのか? 値段やカワウソ ペット をどこで飼うのかなどをまとめました。 カワウソをペットとして買う時の値段ですが、ずばり 「100万円以上」です!! さまざまなサイトを調べても、 犬や猫のペットのようなカワウソ ペット の正確な値段が分かる情報は見つかりません。 そのためあくまで目安となる金額となりますが、 カワウソ ペット の相場が60〜70万円。 今のカワウソ人気からすると 「100万以上」の値段となる可能性が高いようです。 正確なカワウソの値段が解らないことや金額が高くなっている理由は下記のような内容が考えられます。 まずカワウソは現在全ての種類が、ワシントン条約において個人輸入が禁止されています。 人気者のカワウソ。 実は生息域がある程度広いにも関わらず固体が減少している動物なのです。 またカワウソは繁殖がとても難しい動物です。 輸入禁止と繁殖が難しいことが重なり、日本国内にいる頭数が限られています。 そこにカワウソ人気が重なり、カワウソの価格が正確には解らず金額も高くなっていると予想されます。 カワウソをペットとして買う方法は2つです。 ひとつは珍しいペットを扱う「エキゾチックアニマルを販売している専門店」で買う。 もうひとつは「専門のブリーダー」買う方法です。 また、でも購入が可能のようです。 通常の一般的なペットショップではカワウソ ペット は購入できません。 カワウソはとても活発な動物で、よく遊ぶ動物です。 ストレスを溜めないためにもペット用のおもちゃも必要です。 トイレ カワウソはとても賢く、トイレの場所を覚えさせるためにも専用の場所と道具が必要です。 カワウソの飼い方の注意点 病院 カワウソを専門的に看られる病院は少ないのが現状です。 カワウソは特に寄生虫に弱い動物なので、 生もの魚類のエサを与えるときは一度冷凍するなどの注意が必要です。 ストレスに弱い 先ほども水浴びの際にご説明しましたが、カワウソはストレスに弱い動物です。 ストレスを感じると、食欲不振などになるので注意が必要です。 カワウソの臭いはどの程度気になるのか? 犬・猫の臭いでも気になる方は、それ以上にかなり気になる可能性があります。 確かめたい方は、カワウソカフェなどで確認した方が良いでしょう。 ただ、毎日一緒にお風呂に入ったり、水浴びをさせるなら臭いはそこまで気にならなくなると考えられます。 カワウソがペットの時、鳴き声は? カワウソの鳴き声は犬・猫や場合によってはそれ以上に大きい場合があります。 「お腹がすいた」・「遊んで欲しい」などの要求を鳴き声で表現します。 実際に飼い主に甘えて鳴いているような動画を見たことがある方もいるかと思います。 かなり大きな鳴き声で連続でなく場合もあるので、ご近所トラブルへの配慮が必要です。

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【目撃多数?】ニホンカワウソ絶滅理由と生存の可能性

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ペットとしてのカワウソについて カワウソとはネコ目イタチ科カワウソ亜科の哺乳類動物です。 カワウソ亜科には、ニホンカワウソやラッコなどがいます。 ラッコなどと同じように泳ぐことが得意で水中での生活に適しているのが特徴です。 ですがラッコと違う点は、カワウソは陸上でも自由に動き回ることが出来るという点です。 そして日本に生息しているニホンカワウソは長年の生息確認調査などの結果から、残念な事に2012年に絶滅種に指定されてしまいました。 そのため、日本には2017年現在では野生のカワウソは存在しないということになっています。 しかし2017年2月に長崎の対馬で撮影された映像で、野生のカワウソらしき姿が映っている事は判明し話題となりました。 もしもこの映像に映っているカワウソがニホンカワウソであれば絶滅したとされるニホンカワウソがまだ生きていたという事になり、現在ニホンカワウソかどうか調査が進められているようです。 スポンサーリンク ペットとして飼われているカワウソ 日本でペットとして飼われているカワウソは、「コツメカワウソ」という種類のカワウソがほとんどです。 爪が小さいため、爪による怪我をする事も少ないためペットとして飼いやすい種類のようです。 コツメカワウソはカワウソの種類の中でも最も小さな種類で、全長で約40cm~65cmほど。 体重は平均で3kg~6kgほどで猫や小型犬ぐらいの重さといえるでしょう。 カワウソの生態 カワウソは東南アジア諸国や中国南部などの川や湖、沼地や湿地帯などで生息しており、主に水辺の近くで生活をしています。 体の毛色は灰褐色や薄黒褐色で、頬から首周りにかけて灰白色や白色の毛で覆われています。 そして長い尻尾は水中の中でバランスをとったり推進力をつけるのにとても役立ち、尻尾だけで約30cmほどの長さがあります。 そんなカワウソは水中では鼻孔や耳孔などを閉じることができるため、8分ほど潜っていることができるそうです。 そして野生では群れで生活をしているため社会性が高く、特にオスとメスのつがい結びが強く家族思いな面もあります。 性格 カワウソはとても活発な動物で1日中活動することはできますが、基本的には早朝~夕方までの明るい時間帯に活動することが多いです。 そして人懐っこく甘えん坊な一面もあり、人にも慣れやすいとされています。 遊ぶことが大好きで野生では狩り以外でも泳いだり斜面を上り下りしたりして遊ぶこともあるようです。 また、声でのコミュニケーションも発達しているため「ピィピィ」といった小鳥のような鳴き声も聞く事ができます。 そしてトイレや簡単な小さな芸なども覚える事ができるため、そういった点からもペットとしての需要も高まっているようですね。 販売価格 カワウソは一般的なペットショップでは扱っていません。 専門ショップなどで購入することができ、価格は最低60万~といったところです。 高いもので100万円近くする事もあります。 人工繁殖が難しい事などから希少価格が高く、当面の間は価格が下がることはないとも言われています。 寿命 カワウソの寿命は約10年~15年ほどです。 飼育環境や与えるご飯などで体調の変化により寿命も変わってきますので、大事に育ててあげてください。 ペットとしてのカワウソの飼育に必要な物 ただ可愛いだけではペットを飼うことはできません。 きちんと生態や飼育方法を理解してお迎えする準備を整えましょう。 まずはカワウソを迎える前に必要な物を揃えましょう。 ケージを用意する カワウソは好奇心旺盛で活発なので、留守の間や生活の軸となるケージを用意します。 犬や猫とは違い非常に野生に近いペットになるので、飼育環境は野生の時に近づけるのが一番です。 大きさは犬用や猫用などの広めの物を用意してください。 狭い物だとストレスの原因となってしまいます。 ケージの中には高さ30cm~40cmほどの巣箱も用意してあげると良いでしょう。 スポンサーリンク 巣箱が濡れるのを嫌がりますので、巣箱の中には乾いた干草や布などを入れてあげるといいです。 トイレを用意する カワウソは比較的賢いため、きちんと教えればトイレも覚える事ができます。 ケージの中にトイレを設置したり、ペットシーツをケージの下に敷いたりしてください。 詳しくはペットショップの方と相談して決めるのが良いでしょう。 水浴び用の容器を用意する カワウソは毎日水浴びをしないとストレスが溜まってしまいます。 水浴びができる家庭用プールまたは浴槽などで水浴びを毎日させてください。 おもちゃを用意する カワウソは遊ぶことが大好きです。 youtubeなどにアップロードされている動画では、人間の赤ちゃんのように遊ぶ姿がとても可愛らしく映っています。 ボールや知育玩具などで遊ぶため、色々なおもちゃを用意してあげてください。 ご飯を用意する カワウソのご飯は水辺に生息している魚や昆虫、カニやエビや貝類などを主に食べます。 そのため市販されているキャットフードやフェレットフードをメインに、魚や貝類などの魚介類を混ぜてバランスよく与えてください。 ペットとしてのカワウソの飼育方法 カワウソを迎える準備が出来たら、次はカワウソの飼育方法を学んでいきましょう。 大変そうと思われがちですが、犬や猫とそんなに変わらないようです。 いつも清潔にしておきましょう カワウソは綺麗好きです。 ケージの中やトイレが汚れているとストレスを感じてしまうので、いつも綺麗な状態にしておきましょう。 冬は暖かくしておきましょう カワウソは暖かい地域に生息しているため、冬などの寒さには弱い動物です。 冬の寒さを凌げるように暖かくしておきましょう。 餌の与え方 カワウソの1日の食事量は1日300g~600g程度を目安に与えてあげましょう。 魚やカニなどの骨も砕いて食べることができますので、骨もそのまま与えて問題ありません。 ペットとしてカワウソを飼育する上での注意点 言葉の通じない動物を飼う上では気をつけておきたい点は必ずあります。 カワウソも同様に、飼育する上で気をつけてほしい点がありますので確認してみましょう。 寄生虫に注意 カワウソの食事として与える生魚や貝類などに寄生虫が潜んでいる可能性があります。 寄生虫が潜んでいる物を与えると体調を崩してしまいますので、一度冷凍などをして寄生虫を殺してから与えてください。 ストレスに注意 カワウソはストレスに弱い動物です。 ケージが狭い、遊ぶ時間が少ない、水浴びが不足しているなどの原因によりストレスで食欲不振に陥ることもありますので、注意が必要です。 診てくれる動物病院を予め探しておきましょう カワウソを診察してくれる動物病院はとても少ないです。 いざという時にどこの動物病院も診てくれないとなると大変ですので、飼育する前からカワウソを診てくれる動物病院を探しておきましょう。 多頭飼いがおすすめ カワウソは群れで生活をする動物ですので、1匹だけだと寂しさやストレスを感じてしまいます。 そのため出来れば2匹以上の多頭飼いをおすすめします。 金銭的余裕が必要 カワウソを飼育する上で重要なのが、金銭的な面での余裕です。 診てもらえる動物病院も少なくどの病気の治療にいくらかかるのかも分かりません。 そして毎日の水浴びで浴槽やプールに水を張るため、月々の水道代も掛かります。 多頭飼いをするのであれば、費用も倍掛かります。 そういった点で、金銭的な余裕が無ければ飼育が難しいともいえるかもしれません。 まとめ SNSなどでカワウソを飼っている方をよく見かけますが、やはり価格や金銭的な面で少しハードルの高い動物のように感じます。 飼育方法については比較的難しいところはなく、初心者でも飼うことができそうですね。 金銭的に今は無理だ~という方は動画を見たり水族館に足を運んで、いつか飼える日が来るまで我慢しておきましょう。 以上、知れば知るほど好きになるカワウソのご紹介でした。 これを機に、水族館などに足を運んでみてくださいね。

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カワウソは、実は絶滅寸前の希少動物!カワウソの生態や現状について

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コンゴツメナシカワウソをツメナシカワウソから分割する説あり ノドブチカワウソを独立種とする説あり ニホンカワウソをユーラシアカワウソから分割する説あり それぞれのカワウソには、それぞれの特徴があります。 まず、カワウソに共通する生態や特徴を見ていきましょう。 カワウソの生態 生息地 水族館で飼育されていることから、カワウソが水好きなのはご存知でしょう。 一方で、陸で過ごすことも多く、動物園でも飼育されています。 南極やオーストラリアなどの一部を除き、世界中の水辺にカワウソは生息しています。 水域から遠く離れた場所では、あまり確認されていません。 群れ 単独生活を好むものと、群れ生活を好むものが存在します。 それぞれの個体もしくはグループは、確立したテリトリー内で活動します。 カワウソのコミュニケーション カワウソは声を出して、コミュニケーションを取ることで知られています。 ピーピー、チューチュー、グーグーなど10種類以上もの声を使いわけて、あいさつや注意喚起を行います。 また、嗅覚も重要なツール。 しっぽの付け根にある肛門腺から強烈な匂いの分泌物を出し、縄張りをアピールしたり繁殖期を示したりします。 さらに、匂いは排泄物にも含まれるため、トイレは決まった場所で行います。 群れで生活するカワウソは全員が同じところで排泄し、縄張りを築き上げていきます。 カワウソの臭気は特に強いとされ、動物園や水族館でも感じることができます。 ストレスや興奮によっても分泌されるため、驚かさないようご注意ください。 食事 カワウソは肉食。 魚類や貝類、甲殻類などを捕獲します。 エサを探す際には、振動をキャッチできるヒゲを利用します。 カワウソは代謝が速いため、一日に何度も食事を摂ります。 かわいい外見とは対照的に、大きな歯で殻や骨を噛み砕きながらワイルドに食べる姿が印象的。 獺祭とは? カワウソは捕らえた獲物をすぐに食べないことがあります。 なんと、行儀よく岸に並べ、ある程度たまってから頂くのです。 その様子を見た中国人がお供えをしているようだと思い、カワウソ祭り、つまり、獺祭(だっさい)と呼び始めたと言われています。 獺祭は飼育下でも観察できる行動です。 運が良ければ獺祭中のカワウソに会えるかもしれませんね。 繁殖 カワウソの赤ちゃんは体重200グラム以下、体長30センチ以下。 母親はおよそ60日の妊娠期間を経て、1度に3頭ほど出産します。 体毛は明るいグレー、目は閉じたまま。 キューキューと、か細い声で鳴きます。 生後1か月ごろに目が開き、3か月ごろには泳げるようになります。 体毛もおとなと同じように濃く変化します。 1歳前後でひとり立ちし、2歳ごろ性成熟を迎えます。 多くは1年中繁殖可能となります。 寿命は? 野生のカワウソの寿命は、およそ10年。 捕食動物なので天敵は少ないと言われています。 すばやく動きまわることのできない幼獣は、ワニやヘビなどに標的とされます。 飼育下では15年ほど。 なかには20年以上生きた個体も確認されています。 カワウソの特徴 カワウソの毛は、全体的に茶や灰色。 通常、背側は濃く、首や腹側は薄い色をしています。 泳ぎが得意 カワウソの手足には爪や水かきがある種がほとんど。 また、短い四肢と細長い胴、先細りの平たい尾は、すばやく泳ぎまわるのに適しています。 目、鼻、耳は一直線上に並んでおり、体が水の中に入っていても周りの様子をうかがうことができます。 水中でも陸上でも行動するカバやカピバラと、同じ仕組みです。 カワウソは、水中で鼻と耳を閉じることができます。 海獣であるアシカと同じ特徴です。 二重構造の毛 わたしたちが普段目にしているカワウソの毛は、防水性の外毛。 内側には密度の高い毛が生えています。 そのため、直接肌を濡らすことなく、水中で行動できます。 また、毛と毛の間には空気が入り込み、浮力を与えるとともに、体温の低下を防いでくれます。 泳ぐカワウソを観察していると、空気がぽこぽこ出てくるのがわかります。 水中ではキラキラ光って、とても綺麗です。 小さな手に小さな爪が生えているコツメカワウソですが、分類上はツメナシ。 カワウソの中で最も小さく、体重は4キロ、体長は60センチほどです。 おもに東南アジアの流域や沼地などに生息しています。 田んぼなど人工的な水場にも住みつきます。 コツメカワウソの生態 野生では、15頭ほどの大家族で暮らしています。 国内でも複数頭飼育している施設が多く、コツメカワウソが一斉に動きまわる姿を見ることができます。 体の小さいコツメカワウソの赤ちゃんは非常にか弱く、体重はおよそ50グラム。 父親を含む、群れのみんなで子育てを手伝う理想的な家族です。 食事と狩り カニや貝類を好みますが、魚や昆虫も食します。 飼育下では小魚を与えていることが多いです。 大きく丈夫な歯は、殻や骨を噛み砕くのに適しています。 触覚が優れているため、前足で砂や沼を掘り起こしてエサを見つけます。 貝を食べる際には手で殻を割ったり、太陽光で温めて開かせたり。 飼育下では芸を覚えるコツメカワウソ。 自然界でも非常に利口です。 コツメカワウソのペット化 近年では、ペットとして人気があるコツメカワウソ。 しかし、ワシントン条約で規制されているため、輸出国の許可書がなければ輸入することはできません。 そのため、ペットとして販売されているのは、国内の施設で繁殖した個体です。 コツメカワウソは群れで行動するため、1頭で飼育することはおすすめしません。 また、肉食のうえ、独特の体臭があります。 さらに、水辺に生息する動物なので、当然プールが必要になります。 コツメカワウソにとって、窮屈な環境での単独生活は幸せでしょうか? さらに、カワウソのペット需要は密猟や密輸を招いています。 イヌやネコももちろん。 ペットを飼うときは、よく考えてから行動しましょう。 コツメカワウソに会える施設 日本全国の動物園と水族館、およそ50施設でコツメカワウソに会うことができます。 国内での飼育数が多く、最も親しみのあるカワウソです。 森に近い水辺を好みます。 ツメナシカワウソは、1日の大半を水中で過ごします。 そのため、水域から離れた場所で確認されることはめったにありません。 マングローブなどの河口域に加え、磯にも生息しています。 海岸では、生きていくために必要な淡水が得られる場所を選んでいます。 ツメナシカワウソの生態 コツメカワウソとは異なり、単独もしくは少数の群れで生活します。 群れの中でも、それぞれのスペースを確保。 各個体が強烈な匂いを出して、縄張りをアピールします。 単独行動を好むツメナシカワウソは、繁殖期のみ雌雄が会合します。 繁殖は年中可能ですが、野性では雨期の時期に行う傾向にあります。 子育ては母親のみ。 成熟を迎えるころ、オスの子どもは巣立っていきます。 食事と狩り 日中は丸太で遊んだり、ひなたぼっこしたり、動物園のカワウソと同じように過ごしています。 夜になると活発になり、狩りに出かけます。 とくに貝類や甲殻類を好みます。 口や顎に生えたヒゲを利用してエサを探し、器用な手を使って捕獲します。 日中の和やかな雰囲気とは打って変わり、狩りと食事はすばやく行われます。 ツメナシカワウソの特徴 一見コツメカワウソに似ていますが、ツメナシカワウソは体重約20キロ。 しっぽを含めると体長1メートルを優に超えます。 また、頭部が大きく、骨や殻を砕くための立派な歯を有しています。 爪がないツメナシカワウソですが、後ろ足の人差し指~薬指の3本には小さな爪が生えています。 しかし、水中生活者であるのに水かきは持っていません。 爪も水かきも退化したツメナシカワウソ。 より器用で自由に手を使うことができます。 ツメナシカワウソに会える施設 ツメナシカワウソは、世界的に見るとコツメカワウソより絶滅のおそれが少ないとされています。 しかし、日本での飼育数は少なく、現在3施設7頭のみです。 2016年には繁殖を目指して、にツメナシカワウソが新規導入されました。 まだ出産の報告はありませんが、ララの息子ソラとズリの娘くるりの今後に注目です。 他のカワウソ同様に水辺に生息しています。 ユーラシアカワウソの生態 ユーラシアカワウソは、ツメナシカワウソ同様、単独行動を好みます。 また、夜間の方が活動的。 しかし、実際にはその人生の半分を寝て過ごしていると考えられています。 おもに魚類を好み、ときには鳥や小動物も食します。 繁殖は山あり谷あり?! 繁殖期を迎えたメスの匂いを頼りに、オスは繁殖の旅へと出かけます。 しかし、メスに出会えても、すぐ交尾とはいきません。 お互い追いかけたり泳いだり、ごろごろしたりすること1~2時間。 十分に遊びまわったあと、やっと交尾することができます。 子育ては母親が行います。 一方、父親は、1週間ほど母子といっしょに過ごしたあと、新たな拠点を求めて移動します。 比較的成長が遅く、目を開けるのに1か月以上、乳離れに3か月以上要するユーラシアカワウソ。 1年以上母親とともに生活します。 生後15か月ごろに、ひとり立ちします。 ユーラシアカワウソの特徴 体長はおよそ1メートル、体重10キロ前後。 ツメナシカワウソよりは小さいですが、コツメカワウソよりは大きい。 また、手足が短く、大きな水かきと鋭い爪を持っています。 視覚、嗅覚、聴覚ともに優れており、泳ぎも狩りも上手なユーラシアカワウソ。 驚くことに、30秒ほどしか息を止めることができません。 そのため、水中から顔だけ出すことが多いようです。 動物園や水族館でも、頻繁に息継ぎする様子を確認できます。 ユーラシアカワウソに会える施設 日本では10か所の施設で飼育されています。 いなわしろカワセミ水族館• アクアマリンふくしま• 上野動物園• 井の頭公園• ズーラシア• 富山市ファミリーパーク• マリンピア日本海• 安佐動物公園• のいち動物公園• 宮崎市フェニックス自然動物園 国内最高齢だった安佐動物公園のユウ(オス)は、2016年に推定26歳でその生涯を終えました。 3種類のカワウソに会える!のいち動物公園 お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、高知県のでは、3種類のカワウソを飼育しています。 同時に観察できるなんて、めちゃすごい!四国にご入用の方は、ぜひ。 ユーラシアカワウソの赤ちゃんに会えるかも?! コツメカワウソより飼育数が少ないため、赤ちゃんはとても珍しいです。 お近くの方はぜひ足を運んでみてください。 2017年12月、で1頭のメス(くねこ)が誕生しました。 母親の育児がうまくいかず、人工哺育となりました。 その後は、順調に成長しています。 すっかり成長した昨年5月生まれの 「令・和(なごみ)元(はじめ)」。 最初にお母さんのまろん、そのあと元、令と続き、だいぶ後におっとりさんの和がのそのそと現れます。 通常、河川流域に生息しますが、湖や磯でも確認されています。 体長は1メートル以上、体重も10キロ前後とユーラシアカワウソと同じくらいのサイズです。 鼻が大きいのが印象的です。 カナダカワウソの生態 カナダカワウソは、昼も夜も活発。 水中でも陸地でも身軽に動きまわることができます。 行動範囲が非常に広く、一日の大部分をマーキングに費やします。 基本的に単独で活動すると言われています。 一方、しばしば大きな群れとなり、仲良く遊ぶ姿も確認されています。 エサの90パーセントは魚。 まれに甲殻類や小動物を捕食します。 狩りは単独または雌雄で行います。 ときには、エサを求めて10キロ以上旅をします。 出産の準備をするカワウソ 一般的に冬~春にかけて繁殖を行います。 この2~3か月の間は、雌雄がいっしょに生活します。 しかし、事が済むと離れ離れ。 ペアの絆は薄いと考えられています。 着床遅延があるため、子が生まれるのは翌年の春ごろ。 妊娠したメスは土手や木のくぼみに巣穴をつくります。 つまり、カナダカワウソは妊娠を遅らせることにより、出産の態勢を整えます。 実質的な妊娠期間は、他のカワウソ同様およそ60日です。 カナダカワウソの子は約2か月間、母親とともに巣穴で生活します。 成長が早く、1歳を待たずしてひとり立ちします。 寿命は12年ほどと長め。 世界最高齢のカナダカワウソは、27歳でした。 カナダカワウソと乱獲 動物の毛皮が狙われ絶滅危機に至る例は、歴史上かつ現在も数多く報告されています。 カナダカワウソもそのひとつ。 かつては、北アメリカ大陸全土にいたカナダカワウソ。 乱獲によりその数は激減し、現在、アメリカ合衆国中部では確認されなくなりました。 生息数減を受け、アメリカの20の州で再導入が行われ、個体数は回復傾向。 ところが、施策の成果をいいことに、現在は、20のうち14の州でカワウソの法的な狩猟が行われています。 なかには、制限なく狩猟することが許されている地域もあります。 結果的に、毎年、何千頭というカナダカワウソが毛皮のために捕獲されています。 カワウソの毛皮はアメリカとカナダだけでなく、中国やイタリア、そして日本でも需要があります。 また、運悪くビーバーの罠にかかって捕らえられるカワウソも多数報告されています。 現在IUCNは、カナダカワウソを絶滅のおそれがない種と評価しています。 一方、ワシントン条約では国際間取引が規制されています。 安定していると言いながら、生息数ははっきりとしていないカナダカワウソ。 乱獲に加え水質汚染や土地開発などの影響により、カナダカワウソの将来を危ぶむ声も多くあがっています。 カナダカワウソに会える動物園 現在、日本では2か所の動物園と、1か所の水族館でのみ会うことができます。 みなさんラッコってカワウソの仲間だと知っていましたか? ラッコは食肉目イタチ科カワウソ亜科に属しています。 毛が長く陸地に上がることの少ないラッコは、他のカワウソとは違った趣です。 ラッコはしっぽまで合わせると1. 5メートルほど、体重は30キロ以上とイタチ科最大種。 全体的に濃い茶色ですが、顔は白~灰色。 ロシアからアラスカ、カナダなどの北太平洋に分布しています。 岩場の多い海岸沿いを好みます。 以前は北海道でも観察されていたようですが、現在は迷いラッコのみ。 生息はしていないと考えられています。 ラッコの群れ ラッコは数十頭の群れをつくり、通常、雌雄は別々に行動しています。 オスのみが縄張りを有しています。 しかし、他のカワウソのような分泌腺はなく、パトロールして敷地をアピールします。 一方、メスは自由にオスのテリトリーを移動することができます。 ラッコと海 カワウソ亜科では、唯一完全な海生動物。 繁殖や睡眠など、すべての行為を海の上で行います。 後ろ足は、ひれのように平たく進化し、潜水時に大活躍します。 その分、地上を移動するのは不得意。 一方、捕獲のおそれがなくラッコがたくさんいる地域では、陸地に上がると確認されています。 藻があるところにラッコあり! 休むときはジャイアントケルプ(オオウキモ)という海藻に自分の体を巻きつけて、流されないよう工夫しています。 子どもをひとりにする際も、同様に海藻で固定します。 そのため、ラッコが生きていくには、藻が必要不可欠。 多くの地域でジャイアントケルプとラッコの分布は重なっています。 海にいるのに泳ぎは苦手?! 寒冷地帯に生息するラッコは、体温を維持するために10キロほどの食事を摂ります。 おもに早朝と夜間に狩りを行います。 狩りのとき、ラッコは40メートルほど深くまで潜ることができます。 オスはさらに深く潜水できると言われています。 一方、水中でしか生活しないというのに、泳ぎが得意ではありません。 そのため、魚を捕るのも苦手。 潜水と水泳は別物なんですね。 ラッコの毛 水温10度以下という冷たい海の中に生息するラッコですが、寒さをしのぐ脂肪はついていません。 代わりに、動物一と言われている、極めて密度の高い体毛を有しています。 おかげで、海に潜っても皮膚が濡れることはありません。 悲しいことに、ラッコの暖かく上質な毛は人々のターゲットとなりました。 乱獲により、生息数は数パーセントまで一気に落ち込みました。 現在は、保全活動が行われ、回復傾向にあります。 ラッコがバンザイする理由は? ラッコは手を水上にあげてバンザイのような格好をしていることがあります。 これは、手のひらには毛が生えていないため、海の中に浸けたままだと冷えてしまうから、と考えられています。 目や耳に手を当てる行為も、冷え対策だと言われています。 見る人を笑顔にする、ラッコの愛くるしい姿です。 毛づくろいは大仕事! ラッコは毛が多い分、毛づくろいがたいへん。 体をくねくねと動かし、全身を清潔に保ちます。 なかには、1日6時間ほどかけて、毛づくろいする個体もいるそうです。 入念な毛づくろいの際に、毛の間に空気が取り込まれます。 しばしば口で空気を入れることもあります。 毛づくろいは、保温効果と浮力を与える行為でもあるのです。 ラッコが体温を保てるのは分厚い毛のおかげではなく、この空気のおかげだとも言われています。 ラッコの食事 おもに貝類や甲殻類を好むが、ヒトデなどさまざまな海洋生物を食します。 なかでも大好物はウニ。 ラッコがウニを食べることで、ジャイアントケルプが健やかに育ちます。 まさに2種は、持ちつ持たれつの関係です。 カワウソは強靭な歯を持っており、噛む力が強いです。 とくにラッコは体も大きいため、とても立派な歯を持っています。 犬歯は長く、口の中を見ると恐ろしささえ覚えます。 ウニや貝に穴を開けたり、殻を噛み砕けるのも納得です。 道具を使う賢い動物ラッコ! ラッコは、水中でエサを捕らえたら水面まであがります。 そして、歯で噛み砕く、もしくはおなかに乗せた石などを使い、殻を割ります。 野生では岸壁や船体、飼育下では壁やガラスなど利用することもあります。 霊長類以外で道具を使うのは、非常に稀。 ラッコはとても賢い動物なのです。 ラッコの石の秘密 前述したように、ラッコはエサを食べるときに石を使います。 さて、その石はどこからやってくるのでしょう? 驚くなかれ、脇から出てきます! ラッコは気に入った石を見つけたら、皮膚のたるんだ部分に隠す習性があります。 なかには、陸地に置き場所をつくっているラッコも観察されています。 食事の時間には、こそっと取り出し、おなかの上に乗せてテーブルにするのです。 また、潜水の際には、重りの役割を果たすと考えられています。 ラッコにとって、自分の石はパートナー。 とても大切にしています。 ラッコの繁殖 繁殖期に入ったメスは、自らオスの群れへ近寄って行きます。 着床遅延が起こるため、見かけ上の妊娠期間は比較的長め。 野生では、5~6月ごろに出産のピークを迎えます。 他のカワウソとは異なり、通常、1度に1頭の子が誕生します。 おなかの上で育つラッコの赤ちゃん 父親の育児参加はなく、8か月ほどは母親が面倒を見ます。 背を下にしてぷかぷか浮く姿はラッコ特有。 子育ても、おなかの上に子どもを乗せて行います。 ラッコの赤ちゃんは明るい茶色のモフモフ、まるでぬいぐるみのよう。 成獣よりも密度が高い毛を有し、沈むことはありません。 およそ3か月でおとなと同じ毛に生え変わります。 また、ラッコは成長とともに頭から胸の毛が白くなっていきます。 性成熟は遅く、5歳ごろと考えられています。 しかし、オスが実際に繁殖を始めるのは、その数年後のことが多いという報告もあります。 寿命は? 海に住むラッコの天敵は、シャチやホホジロザメ。 とくに母親が狩りに出ている間、無防備な子どもが捕食されることは少なくありません。 ラッコの寿命は15年~20年。 飼育下では30年近く生きた個体も確認されています。 ラッコに会える施設 以前は多くの水族館で展示され、日本に100頭以上いたラッコ。 繁殖能力の低下とともに、その数は減りつづけ、現在、5施設で7頭しか飼育されていません。 マナ(メス8歳)• リロ(オス13歳) 高齢となってきた日本のラッコたち。 2018年には、アクアワールド大洗水族館のカンナ(メス、15歳)と鳥羽水族館のロイズ(オス、13歳)が死亡。 2019年には、マリンピア日本海のクータン(オス、18歳)が亡くなりました。 悲しいニュースが続くなか、2020年4月、石川県・のとじま水族館のラスカは、国内最高齢の推定25歳を迎えました。 生息地であるアメリカやロシアとの取引は、保護活動が優先されているため難しいのが現状です。 2012年に誕生したマナを最後に、国内の繁殖例はありません。 現在は、若い個体が飼育されているマリンワールドで、繁殖が期待されています。 しかし、ヒトが思うようにうまくいかないのが、常。 日本でラッコが見れなくなる日は、そう遠くないかもしれません。 カワウソの将来 生息地破壊や獲物減などにより、世界的にカワウソの生息数は減少傾向にあります。 加えて、ペットや毛皮のために、密猟や密輸が繰り返されています。 周年繁殖し、通常であれば絶滅のおそれはないような動物。 しかし、農薬などの汚染物質により、オスの繁殖能力が低下しているという報告もあります。 多くの動物と同じように、人間活動によってカワウソの未来は脅かされています。 ニホンカワウソのように絶滅するカワウソも、今後出てくるでしょう。 森林破壊や水質汚染が少しでも減るよう、環境にやさしい生活を心がけたいと思います。 日本で会える5種類のカワウソ。 好みのカワウソは見つかりましたか? 同じ科の動物を照らし合わせると、共通点はもちろん、いくつもの違いも見えてきます。 それを見て学べるのが、動物園や水族館。 指や毛など細かいところに注目しながら、カワウソを観察してみましょう! 以上、カワウソの豆知識でした。 otter. iucnredlist.

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