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「コーヒーヌガー発売40周年 楽しい2つのキャンペーン」を実施|チロルチョコ株式会社のプレスリリース

チロルチョコ

日本人なら誰しもが一度は食べたことがあるであろう定番お菓子のひとつ、チロルチョコ。 実は50年以上も前から販売されている超ロングセラー商品だってご存知でしたか? 現在も毎月のように新商品が登場し、子供から大人まで幅広いユーザーの心をつかみ続けているチョコレート。 このように長い間愛される秘密はどこにあるのでしょうか? 今回はその理由を探るべく、チロラー(チロルチョコファン)歴10年以上の私が、チロルチョコ株式会社の松尾利彦会長にお話を伺ってきました! チロルチョコの誕生からロングセラーアイテムになるまでの軌跡 チロルチョコはどのようにして生まれ、そしてどのような軌跡を歩んで現在のような盤石な人気を保ち続けているのか。 まずはそのチロルチョコの歴史を紐解いてみました! チロルチョコ誕生のきっかけとは? -チロルチョコ株式会社の前身である松尾製菓株式会社は、明治36(1903)年福岡にて創業。 以降100年以上も続く老舗企業です。 もともとは砂糖菓子を販売する会社として始まりましたが、昭和37(1962)年にチロルチョコの販売をスタートさせたのだそう。 一体どのような経緯でチロルチョコは生まれたのでしょうか。 松尾:チロルチョコができた昭和30年代は、洋菓子の勃興期。 戦後日本が次第に豊かになってきて、戦前ポピュラーではなかったチョコレートやアイスクリームといったお菓子の大衆化が広がった時代でした。 そういう背景を踏まえて、私の父である二代目社長が「これからは伝統的なお菓子ではなく、新しいお菓子に挑戦しよう」と思い立ち、チョコレート事業に乗り出したそうです。 -最初から「チロルチョコ」という名前でスタートしたのでしょうか? 松尾:当初は「松尾のチョコ」のような名前で売っていたらしいんですが、父がチョコレートならやはりハイカラな名前が良いんじゃないかと思ったそうです。 そこで、具体的な経緯は定かではありませんが、オーストリアにあるチロル州から名前を取ったと聞いています。 チョコレートはヨーロッパから来たお菓子ですし、またチョコレートにはミルクを使用しますよね。 美味しいミルクからできた本場のチョコレートを連想させるような、のどかで自然あふれる雄大なヨーロッパの風景をイメージしたのではないでしょうか。 3つ山タイプの復刻版チロルチョコ -チロルチョコはもともと3つ山の長方形でしたが、今のような形になったのはどのようなきっかけがあったのでしょうか? 松尾:当初は、3つ山のチョコレートを1個10円で売っていました。 今のチロルチョコを3つ繋げたような形です。 けれども、物価上昇などで値上がりを余儀なくされ、一時1個30円まで上がりましたが、やはり初心に返ろうということで再び1個10円に戻すことにしたんです。 その際、3つ山を1つ山にしたことで、今の正方形になりました。 コンビニがきっかけで拡大したチロル人気 -今でこそ誰もが知る定番商品ですが、松尾会長が社長に就任した当時は、主に駄菓子屋さんでの販売に限られていたというチロルチョコ。 その知名度が全国に広がったきっかけは、コンビニエンスストアへの進出だったそうです。 松尾:僕が社長になった約30年前は、ちょうどコンビニが出始めの頃だったんです。 それを見て、これからは駄菓子屋さんじゃなくてコンビニを中心に売っていこうと思いました。 スーパーなどに比べると、「新しい時代の駄菓子屋さん」というイメージがあったので、これならいけるかなと。 けれども、やはり最初のうちは苦労しました。 新参者で店に商品を置いてもらうのは大変でした。 特に1個10円の小さなチョコレートなんて、コンビニでもなかなか首を縦に振ってもらえません。 でも僕は絶対売れると思っていたので、まずは売れるという実績を作らねば、と考えました。 その後ようやく北海道のセブンイレブン限定でテスト販売させてもらうことができたんです。 そこで読み通り売れて、実績を残せたのがコンビニ進出の出発点ですね。 そのあと色んな変遷はありましたが、結果的に全国に展開することができました。 チロルの種類は300以上!商品開発の秘密とは -ここからは話題を変えて、現在のチロルチョコ事情を深堀り。 毎月いくつもの新商品が発売されており、今やその種類は300以上にも上っているとのこと。 一体どのように商品開発をしているのでしょうか? 松尾:半分は社内で考えていますが、もう半分はエリアや小売りチェーンから具体的な味やテーマが指定されています。 このようなコラボの流れは、いちごみるくのキャンディで知られている「サクマ」さんがきっかけでした。 そのあと、セブンイレブンさんからもお話をいただいたんですが、当時そういったコラボするという前例がなかったんです。 だから、一社だけ贔屓しているように見えるので良くないと、当初社内の営業部などからは反対意見もありました。 でも、「それなら今後他社からの要請はすべて平等に受けることにすればいい」という形で収まりました。 それ以降、少しずつ小売りと連携した限定商品が増えいき、今の商品開発に繋がっています。 四国限定のポンジュースチロルチョコ 小売業の方って仕事柄トレンドに敏感な部分もあるので、色んなお題を提案してくれる。 我々としても、具体的に依頼してくれた方がアイディアを出しやすいですしね。 ちなみに最近ではチーズ系が多いです。 例えば、バスチーがローソンでヒットしましたよね?だから、似たようなもの作ってほしいという依頼とか。 同じようなお題があると、どのように差別化するかというのが重要になってくるので、そこは知恵を絞らなきゃいけないところですね。 直撃!人気のチロルチョコTOP3とは!? -その時々のトレンドや季節等に応じて、長年さまざまなチロルチョコが発売されてきましたが、その中でも特に人気のものはどの商品なのでしょうか? 松尾:コーヒーヌガー、ミルク、そしてきなこもちですね。 きなこもちはバラエティパックに入ってる一品でしたが、セブンイレブンのバイヤーさんから「これは面白いから単品売りしてみては?」というお話をいただいたんです。 そして、実際に単品で売ってみたら大ヒット。 想定外の売れ行きで、3年くらいは欠品続きで小売店側からは叱られっぱなしでしたね。 翌年倍の設備を用意してもその倍売れて、次の年にさらに倍の設備を整えてもまだ欠品で。 あと、最近発売された「生もちきなこ」も評判がいいですね。 専用の機械を導入して作ったので、今までの「きなこもち」とは製法が全然違うんです。 -また、社内ではセブンイレブン限定で発売された、ロイズとコラボした生チョコも評判が良かったとのこと。 「生もちきなこ」をはじめ、プレミアム路線のチロルチョコも最近よく見られますが、その発端はこの生チョコチロルだったそうです。 松尾:通常チョコレートはだいたい賞味期限が1年ですが、ロイズのブランドとコラボした生チョコレートは1か月。 当時そういうチョコレートを扱うという前例はありませんでした。 もちろん、小売り側や問屋側も未体験。 メーカーと卸、小売りの三社の息を上手く合わせないと流通させることが難しいものでしたが、結果的にすごく評判が良くて。 高級感という新しい側面でブランディングができたので、これが今のプレミアム路線に繋がっています。 プレミアムシリーズのルビーチョコ 長く愛される秘訣は「愛」と「変化」 東京都・千代田区にある本社1Fのチロルチョコショップ -100年という長い歴史を刻みながら、常に新しいものにチャレンジし続けているチロルチョコ株式会社。 そして、チロルチョコ自体も50年以上愛されるロングセラー商品です。 これほどまで愛され続ける秘訣は「愛」だと松尾会長は語ります。 松尾:送り手が愛を持っていればかならずそれは伝わる。 テレパシーみたいなものですよ。 これはモノでもサービスでも全てにおいて言えるんです。 例えば、僕が今愛用している「Tabio」の靴下。 最初は何の先入観もなく足を通したんですが、その時不思議なことに作り手の愛を感じたんです。 抽象的だけれども、食べ物だっていくら素材が良くても調理人の愛がこもっていなければ、美味しくなかったり、嫌な気持ちになったりする。 サービスも心を込めたサービスと口だけのサービスって絶対わかるんです。 商品にも社員にも、そしてお客様にも誠心誠意を尽くすことが何よりも大事です。 あと、続けるためには変化も必要。 その時代に合わせて事業やサービスをどう変えていくかということです。 例えどんなに愛情をこめてお菓子を作っても、そのお菓子が時代に合わなくなったら存続できません。 弊社の場合は、初代が会社を立ち上げ、二代目がチョコレートに挑戦、そして三代目の私がコンビニに商品を置いて販売チャネルを拡大しました。 時代に応じてそういう変化ができたから、今日まで繋げてこれたと思っています。 東南アジアから始めるチロルチョコの新たな歴史 -そして今、ご子息である四代目社長も新たな挑戦を試みているといいます。 それは東南アジアへの進出。 今まで日本から海外に輸出は行っていましたが、今回はベトナムに同社初の海外拠点として工場を建設するそうです。 松尾:ベトナムでの工場建設の発端は人手不足。 既存の工場では商品を作りたくても人手が足りなくて、潜在需要にこたえられないという問題があったんです。 でも国内で人手不足は解消できそうにない。 そこで海外に目を向け、白羽の矢を立てたのがベトナムでした。 東南アジアはこれからの成長も期待できますし、中でもベトナムは色々とメリットも多かったので、ここに工場を作ることを決めました。 当面は100%日本への輸出向けで考えていますが、ゆくゆくは東南アジアにチロルチョコを広める拠点になればいいと思ってます。 -ベトナムをはじめとした東南アジアでもチョコレートは人気なのでしょうか? 松尾:人気ですよ。 ただ、今まで東南アジアの小売りは露店が多く、温度面でチョコレートは置けなかったんです。 けれども、最近はコンビニが増え、冷房設備が完備された店舗が並ぶようになってきました。 そういったインフラが整いつつあるので、チョコレートを売れる場が徐々に広がってきているんです。 そういう変化をきちんととらえて対応していくことが、ビジネスをやる上で大事なこと。 1粒の小さなチョコレートから広がる大きな可能性に、今後も期待が膨らみます。 松尾会長、ありがとうございました!.

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福岡の「工場直売所&アウトレット」13選。 お得なチロルチョコの詰め放題も! 2019. 04 味はそのまま、値段はお得!郊外ならではのお楽しみ、アウトレットショップ。 チロルチョコアウトレットショップ【田川市】 福岡生まれの国民的チョコ、老いも若きも大興奮の安さ。 チロルチョコの購入は、各種大人一人につき1袋限定 チロルチョコ1000円相当・プレミアム品1300円相当がいずれも500円 通常1個約40円のプレミアム品も。 写真は「ティラミス」 型崩れや重さ違いなどのアウトレット商品が1袋に50~90粒 販売終了の在庫処分品が並ぶことも。 通常1836円がなんと500円 30~40種ある商品ラインナップから日により3種以上が登場。 取材時は14種! 取材時は月曜。 9時5分くらいにお店に到着したらこの行列 完売した商品名を貼り出すボード。 開店わずか5分で完売続出! 平日は地元っ子中心、週末は九州各地からやってくる客で賑わう 国道201号沿いに突如現れる、巨大なチロルチョコの看板が目印 もはや田川の風物詩ともいえる朝の行列。 チロルチョコ50~90粒が一袋に詰まって500円均一は、なるほど納得の安さ。 ココが狙い目 週末だと開店1時間前から行列が始まることもあるとか。 確かに品揃えが良いのは開店時だが、後からどっと補充され、並ばずに買えることも。 すべては運次第。 チロルチョコアウトレットショップ [TEL]なし [住所]福岡県田川市川宮1336-4 [営業時間]9時~17時30分(なくなり次第終了) [定休日]お盆、年末年始 [アクセス]八木山バイパス穂波東ICより16分 [駐車場]30台 2. 添田町めんべい工場売店【添田町】 いつでも「われせん」、工場店だけのお楽しみも。 個数制限はなく、一度に90袋買い占める強者もいるとか われせん1袋450円 割れているため一概には言えないが、1袋に30枚ほど入る 取材時はプレーンのほか、ねぎ味も店頭に(日により異なる) ご当地めんべいが揃うのも工場売店ならでは! 意外なるマッチング!めんべいバニラ180円(LO16時) 直営店で時折並ぶ「われせん」がココなら毎日!下世話ながら計算してみる。 一方われせんは200g450円。 お得すぎっ。 ココが狙い目 工場売店では毎日「われせん」が購入できる。 不定期で1袋450円が3袋で1000円というスペシャルデイも。 種類等は日により異なるため、電話で確認しよう。 添田町めんべい工場売店 [TEL]0947-31-4040 [住所]福岡県田川郡添田町添田2282 [営業時間]9時~17時 [定休日]年末年始 [アクセス]八木山バイパス穂波東ICより40分 [駐車場]14台 3. 博多菓匠 左衛門工場直売所【古賀市】 直売所マジックか!? 正規品なのに10~50%引。 人気の生菓子も10~50%OFF。 試食も大充実 90年愛され続ける銘菓、博多ぶらぶら。 できたて正規品なのに10~50%OFF。 そのワケは、「輸送費がかからないですからね」。 この春デビューした青汁ぶらぶらもお得。 ココが狙い目 工場併設で、売り切れることはまずないのでいつでもOK。 ただし、北海道産小豆で作る自慢の餡を使ったおはぎなどの生菓子は売切れ御免。 午前が確実。 博多菓匠 左衛門工場直売所 [TEL]092-944-1311 [住所]福岡県古賀市鹿部335-19 [営業時間]9時~17時 [定休日]なし [アクセス]九州道古賀ICより5分 [駐車場]15台 4. 如水庵 古賀工房直売処【古賀市】 いつもの楊枝でなく、箸で夢の筑紫もちの大人食い。 昨年デビュー40周年を迎えた筑紫もち。 6月はトマト大福が登場 型崩れなどアウトレット商品が30~50%OFF。 正規品の販売も 筑紫もち好きなら一度は夢みたであろう、大人食い。 それが叶うのが直売所だけのバラパック。 しかも通常よりきな粉多め。 別添え黒蜜をかけて、箸でガ~ッとどうぞ。 ココが狙い目 筑紫もちバラパックは1日30パック前後を販売している(日により異なる)。 昼には売り切れていることが多いので、午前を狙おう。 購入できるのは一人1パックのみ。

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日本人なら誰しもが一度は食べたことがあるであろう定番お菓子のひとつ、チロルチョコ。 実は50年以上も前から販売されている超ロングセラー商品だってご存知でしたか? 現在も毎月のように新商品が登場し、子供から大人まで幅広いユーザーの心をつかみ続けているチョコレート。 このように長い間愛される秘密はどこにあるのでしょうか? 今回はその理由を探るべく、チロラー(チロルチョコファン)歴10年以上の私が、チロルチョコ株式会社の松尾利彦会長にお話を伺ってきました! チロルチョコの誕生からロングセラーアイテムになるまでの軌跡 チロルチョコはどのようにして生まれ、そしてどのような軌跡を歩んで現在のような盤石な人気を保ち続けているのか。 まずはそのチロルチョコの歴史を紐解いてみました! チロルチョコ誕生のきっかけとは? -チロルチョコ株式会社の前身である松尾製菓株式会社は、明治36(1903)年福岡にて創業。 以降100年以上も続く老舗企業です。 もともとは砂糖菓子を販売する会社として始まりましたが、昭和37(1962)年にチロルチョコの販売をスタートさせたのだそう。 一体どのような経緯でチロルチョコは生まれたのでしょうか。 松尾:チロルチョコができた昭和30年代は、洋菓子の勃興期。 戦後日本が次第に豊かになってきて、戦前ポピュラーではなかったチョコレートやアイスクリームといったお菓子の大衆化が広がった時代でした。 そういう背景を踏まえて、私の父である二代目社長が「これからは伝統的なお菓子ではなく、新しいお菓子に挑戦しよう」と思い立ち、チョコレート事業に乗り出したそうです。 -最初から「チロルチョコ」という名前でスタートしたのでしょうか? 松尾:当初は「松尾のチョコ」のような名前で売っていたらしいんですが、父がチョコレートならやはりハイカラな名前が良いんじゃないかと思ったそうです。 そこで、具体的な経緯は定かではありませんが、オーストリアにあるチロル州から名前を取ったと聞いています。 チョコレートはヨーロッパから来たお菓子ですし、またチョコレートにはミルクを使用しますよね。 美味しいミルクからできた本場のチョコレートを連想させるような、のどかで自然あふれる雄大なヨーロッパの風景をイメージしたのではないでしょうか。 3つ山タイプの復刻版チロルチョコ -チロルチョコはもともと3つ山の長方形でしたが、今のような形になったのはどのようなきっかけがあったのでしょうか? 松尾:当初は、3つ山のチョコレートを1個10円で売っていました。 今のチロルチョコを3つ繋げたような形です。 けれども、物価上昇などで値上がりを余儀なくされ、一時1個30円まで上がりましたが、やはり初心に返ろうということで再び1個10円に戻すことにしたんです。 その際、3つ山を1つ山にしたことで、今の正方形になりました。 コンビニがきっかけで拡大したチロル人気 -今でこそ誰もが知る定番商品ですが、松尾会長が社長に就任した当時は、主に駄菓子屋さんでの販売に限られていたというチロルチョコ。 その知名度が全国に広がったきっかけは、コンビニエンスストアへの進出だったそうです。 松尾:僕が社長になった約30年前は、ちょうどコンビニが出始めの頃だったんです。 それを見て、これからは駄菓子屋さんじゃなくてコンビニを中心に売っていこうと思いました。 スーパーなどに比べると、「新しい時代の駄菓子屋さん」というイメージがあったので、これならいけるかなと。 けれども、やはり最初のうちは苦労しました。 新参者で店に商品を置いてもらうのは大変でした。 特に1個10円の小さなチョコレートなんて、コンビニでもなかなか首を縦に振ってもらえません。 でも僕は絶対売れると思っていたので、まずは売れるという実績を作らねば、と考えました。 その後ようやく北海道のセブンイレブン限定でテスト販売させてもらうことができたんです。 そこで読み通り売れて、実績を残せたのがコンビニ進出の出発点ですね。 そのあと色んな変遷はありましたが、結果的に全国に展開することができました。 チロルの種類は300以上!商品開発の秘密とは -ここからは話題を変えて、現在のチロルチョコ事情を深堀り。 毎月いくつもの新商品が発売されており、今やその種類は300以上にも上っているとのこと。 一体どのように商品開発をしているのでしょうか? 松尾:半分は社内で考えていますが、もう半分はエリアや小売りチェーンから具体的な味やテーマが指定されています。 このようなコラボの流れは、いちごみるくのキャンディで知られている「サクマ」さんがきっかけでした。 そのあと、セブンイレブンさんからもお話をいただいたんですが、当時そういったコラボするという前例がなかったんです。 だから、一社だけ贔屓しているように見えるので良くないと、当初社内の営業部などからは反対意見もありました。 でも、「それなら今後他社からの要請はすべて平等に受けることにすればいい」という形で収まりました。 それ以降、少しずつ小売りと連携した限定商品が増えいき、今の商品開発に繋がっています。 四国限定のポンジュースチロルチョコ 小売業の方って仕事柄トレンドに敏感な部分もあるので、色んなお題を提案してくれる。 我々としても、具体的に依頼してくれた方がアイディアを出しやすいですしね。 ちなみに最近ではチーズ系が多いです。 例えば、バスチーがローソンでヒットしましたよね?だから、似たようなもの作ってほしいという依頼とか。 同じようなお題があると、どのように差別化するかというのが重要になってくるので、そこは知恵を絞らなきゃいけないところですね。 直撃!人気のチロルチョコTOP3とは!? -その時々のトレンドや季節等に応じて、長年さまざまなチロルチョコが発売されてきましたが、その中でも特に人気のものはどの商品なのでしょうか? 松尾:コーヒーヌガー、ミルク、そしてきなこもちですね。 きなこもちはバラエティパックに入ってる一品でしたが、セブンイレブンのバイヤーさんから「これは面白いから単品売りしてみては?」というお話をいただいたんです。 そして、実際に単品で売ってみたら大ヒット。 想定外の売れ行きで、3年くらいは欠品続きで小売店側からは叱られっぱなしでしたね。 翌年倍の設備を用意してもその倍売れて、次の年にさらに倍の設備を整えてもまだ欠品で。 あと、最近発売された「生もちきなこ」も評判がいいですね。 専用の機械を導入して作ったので、今までの「きなこもち」とは製法が全然違うんです。 -また、社内ではセブンイレブン限定で発売された、ロイズとコラボした生チョコも評判が良かったとのこと。 「生もちきなこ」をはじめ、プレミアム路線のチロルチョコも最近よく見られますが、その発端はこの生チョコチロルだったそうです。 松尾:通常チョコレートはだいたい賞味期限が1年ですが、ロイズのブランドとコラボした生チョコレートは1か月。 当時そういうチョコレートを扱うという前例はありませんでした。 もちろん、小売り側や問屋側も未体験。 メーカーと卸、小売りの三社の息を上手く合わせないと流通させることが難しいものでしたが、結果的にすごく評判が良くて。 高級感という新しい側面でブランディングができたので、これが今のプレミアム路線に繋がっています。 プレミアムシリーズのルビーチョコ 長く愛される秘訣は「愛」と「変化」 東京都・千代田区にある本社1Fのチロルチョコショップ -100年という長い歴史を刻みながら、常に新しいものにチャレンジし続けているチロルチョコ株式会社。 そして、チロルチョコ自体も50年以上愛されるロングセラー商品です。 これほどまで愛され続ける秘訣は「愛」だと松尾会長は語ります。 松尾:送り手が愛を持っていればかならずそれは伝わる。 テレパシーみたいなものですよ。 これはモノでもサービスでも全てにおいて言えるんです。 例えば、僕が今愛用している「Tabio」の靴下。 最初は何の先入観もなく足を通したんですが、その時不思議なことに作り手の愛を感じたんです。 抽象的だけれども、食べ物だっていくら素材が良くても調理人の愛がこもっていなければ、美味しくなかったり、嫌な気持ちになったりする。 サービスも心を込めたサービスと口だけのサービスって絶対わかるんです。 商品にも社員にも、そしてお客様にも誠心誠意を尽くすことが何よりも大事です。 あと、続けるためには変化も必要。 その時代に合わせて事業やサービスをどう変えていくかということです。 例えどんなに愛情をこめてお菓子を作っても、そのお菓子が時代に合わなくなったら存続できません。 弊社の場合は、初代が会社を立ち上げ、二代目がチョコレートに挑戦、そして三代目の私がコンビニに商品を置いて販売チャネルを拡大しました。 時代に応じてそういう変化ができたから、今日まで繋げてこれたと思っています。 東南アジアから始めるチロルチョコの新たな歴史 -そして今、ご子息である四代目社長も新たな挑戦を試みているといいます。 それは東南アジアへの進出。 今まで日本から海外に輸出は行っていましたが、今回はベトナムに同社初の海外拠点として工場を建設するそうです。 松尾:ベトナムでの工場建設の発端は人手不足。 既存の工場では商品を作りたくても人手が足りなくて、潜在需要にこたえられないという問題があったんです。 でも国内で人手不足は解消できそうにない。 そこで海外に目を向け、白羽の矢を立てたのがベトナムでした。 東南アジアはこれからの成長も期待できますし、中でもベトナムは色々とメリットも多かったので、ここに工場を作ることを決めました。 当面は100%日本への輸出向けで考えていますが、ゆくゆくは東南アジアにチロルチョコを広める拠点になればいいと思ってます。 -ベトナムをはじめとした東南アジアでもチョコレートは人気なのでしょうか? 松尾:人気ですよ。 ただ、今まで東南アジアの小売りは露店が多く、温度面でチョコレートは置けなかったんです。 けれども、最近はコンビニが増え、冷房設備が完備された店舗が並ぶようになってきました。 そういったインフラが整いつつあるので、チョコレートを売れる場が徐々に広がってきているんです。 そういう変化をきちんととらえて対応していくことが、ビジネスをやる上で大事なこと。 1粒の小さなチョコレートから広がる大きな可能性に、今後も期待が膨らみます。 松尾会長、ありがとうございました!.

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